【感想】華ヤカ哉、我ガ一族 キネマモザイク弐年目もーど☆雅√
※多大なネタバレを含みます。また、プレイ済みでないと伝わらない感想だと思いますので、ご了承ください。
↑花電車に乗った時の風に当たって心地いい顔(なお、帽子は飛ばされている模様)
無印より1年の時を経た雅様
たったの1年ですが、この1年で今までの読みの甘さや迂闊さは全て消え果て、完全無欠、全知全能の状況判断力を有した人間となります。
…主人公、な〜にもすることね〜…
あ、あったわ。嫌いなもの創意工夫して頑張って食わせてればいい。
嫌いなものを食べることにより、以前より体も強くなり…
っていうかなんでしょう。
キネモザの雅様、本当にただのパーフェクトダーリンなんですよね。スパダリ超した。
個人的には、紅葉の中で「僕たち、どこで間違っちゃったんだろうね」っていうシーンが好き。
結婚しようとか、専属とか、お互い2人で一緒にいるために、2人で頑張っていった目標が、はるちゃんと雅様の中でちょっとずつちょっとずつ掛け違っていって…
でも好きだよ雅様!!!
そもそも来る夏の縁談の断り方ですが、雅はなんとか策を講じて「偽の婚約者」として結納までしてくれます。
村の掟とか因習とか、そういうの全部学んで最も庶民に寄り添ってくれる。ありがとう唯一寄り添ってくれた!
破談にするのに「一番いいのは僕が死ぬことなんだけど…」とかいう辺り、ちゃんと主人公の家の立場考えてくれててありがたかったなぁ。
まぁ、嘘から出た真ってことで、本当に5年間婚約し、許嫁として過ごして結婚するのですが!
5年の待たせ方が男前だよ〜〜〜というか誠実だよ〜〜〜口約束じゃないよ〜〜〜流石!
ただ、このルート、千代子様が結構暴れ狂ってまして。
親子としてではなく、他人として、少しでもいい関係をってオチになるのが…こんなとこまで雅は一人で強くなってしまったのかい…(遠い目)
キネモザのパーフェクトダーリン雅様、頼り甲斐しかない上に自分の頑張り甲斐もあって好きですが、無印の、ちょっと怒るとすぐ人殺しそうになったり、ちょっとだけ読みが甘くて直情的な雅様も 味があってよかったんだぜ…
【感想】華ヤカ哉、我ガ一族 キネマモザイク弐年目もーど☆博√
※多大なネタバレを含みます。また、プレイ済みでないと伝わらない感想だと思いますので、ご了承ください。
↑博様 桜を憂う 弐拾歳かな(まだ拾九歳だけど)
なんかねー無印とねー同じでねー、なんかねー
そんな感じだったぁ〜〜〜
…すみません、まともにレビューします。
なんかでも、専属とか「…マジか」ってくらい単純な理由で専属になります。
思わず覚えてなくて今イベント見返して、白目剥きました。
玄「兄弟で1人だけ専属つけるけど誰かつけて欲しい人いるー?」
博「はいはいはーい!はる吉!」
こんな簡単な流れです。
んで、なんかまた「ずっと一緒にいたい!」→「縁談来たら無理だよ」→「結婚!」
ってなる流れも無印同様。
この後が博は使用人体験させて苦労させようって流れになり…この中で秀男とのバチボコの友情を築きます。
このバチボコの友情が後々、シナリオに活かされたり活かされなかったり。
そんでこう、なんか…なんか…本当にあんまり記憶がない。
ちゃんとスチル見返して見てるのに。
イベント見てるのに!!!
10月末で主人公使用人辞めてるんだ〜って感じでもう黄昏ポウラスタ進めてる。
医者目指したのは分かる。
玄一郎の、その、あれもね?分かる。
なんかでもその過程の重さ、全部吹っ飛んだわ。ダジャレの布団より吹っ飛んだ。
って言うわけで、今白目剥きながら黄昏ポウラスタ進めてます。
白目の剥きすぎでドライアイになったら、誰か私をそっと抱きしめてください。
【感想】華ヤカ哉、我ガ一族 キネマモザイク弐年目もーど☆進√
※多大なネタバレを含みます。また、プレイ済みでないと伝わらない感想だと思いますので、ご了承ください。
あなたの闇はどこから?
私は無関心から☆
どんなベン◯ブロックなら効くんですかね。
というわけで進様ルート。
今作は初っ端が激甘に感じました。
満員の花電車で密着しちゃう2人
甘いものが好きだと言われ大量に買って帰って来ちゃう進様
専属って…夫婦みたいですねとか言って照れまくる進様
…覚悟は出来てますから。出来てますから…あの…最初が甘ければ甘いほど怖いんですよ後が!!!!!!!!
今作はたえちゃんと専属をかけたバトルを繰り広げるわけですが、なかなかどうして精神的に辛かった。
わしゃあ本気で泣くかと思ったぞたえちゃんよ。
まぁ、たえちゃんには捨てたはずの実家から断らないほど大きな縁談が来ていて、両親が帝都まで来て連れ戻そうとしていたから、専属になりたかったって理由がありました。
たえちゃんって、はるには悩みを吐かせるくせに自分ははるに悩み言いませんよね。ナンダソレ。
進ルート、主人公が結構酷めの後遺症がのこる怪我。左肩が上がらなくなります。
撃ったのは秀男でしたが、誤って命中させてしまった不慮の事故。
…進ルートで不慮の事故は、運が悪かったと思う\(墓)/
闇モードに入った進様を止めようとしたはるちゃん、二回我を忘れた進様に殺されかけます。
我忘れつつも抱きしめたりする辺りで吊り橋効果ですかね???なんかもう私も進様が好きなのではあばばばばという錯覚を引き起こしていきます。
洗脳のプロとしてやっていける素質あると思う。
でも、千円使ってはるちゃんの実家の畑買い取ったり、結婚式場をはるちゃんの実家にして玄一郎を連れて行って村人に威圧かけたり、そういう性格の良さ、嫌いじゃない。好き。
あと舞踏会で、散々っぱら今まで黒い腹を出して来たのに玄一郎を庇って撃たれて(撃ってない!!!)そのまま真っ先に主人公のところに来て、抱きしめてくれる進さん、このラストだけで、来世は聖人になれると思うくらい尊かったよ。
【感想】華ヤカ哉、我ガ一族 キネマモザイク弐年目もーど☆茂√
※多大なネタバレを含みます。また、プレイ済みでないと伝わらない感想だと思いますので、ご了承ください。
↑ビアホールで笑顔でキャッチしてくれる茂様。私の心もキャッチされた。
激甘レビューになること必至☆心の大本命宮ノ杜 茂様。
ハートキャッチプリキュ◯よりハートキャッチされたビアホールでの笑顔 いかがです???????
初っ端から差し迫る不穏な玄一郎の企て。
あーこれ知ってる。分かる。この流れ。デジャヴってるよ。まずは兄弟のうち1人に試練与えるとかこれ、しげしげのことなんだ。分かっちゃったよ玄一郎様。
割と仲良くしてくれているものの、専属使用人になった途端その態度は一変する茂様。
「管理されてるみたいで専属使用人は嫌い 要らない。」
…わっかるぅ〜〜〜!!!!!!!!!
でもね茂様!私は思うのです。私は茂様の専属使用人ということは!!!茂様が使いやすければどんな使用人であっても専属使用人として使命を全うしているのではないかと!!!!だから!!!管理しない専属使用人の形もあるのだと!!!使いやすいように私めを使ってくださいませ!!!!
…と、その時マシンガントークで言いたかった内容は「形にこだわらない」「私たちは私たちなりの専属契約を結ぼう」というもっとわかりやすく綺麗な答えを共に京都で見つけるのでした。
そんなことより問題は「嫌いじゃないけど好きではない でもそばにいてほしい」発言だと思う。
多分それ、世の中の大抵の女の子、ちょーっと理解できない発言だと思うんだ。
かくいう私は、直近付き合ってた奴に全く同じセリフを言われてそいつの顔が浮かんだことがいちばんの屈辱だった。茂様…わるくない…。
素直な気持ちだから嘘吐かれるよりは全然誠実だ!って思いながら過ごしてきたけど、結局自分の全部を相手に投げるなんてそれはそれで誠実じゃない時もあるのでは?とか、ぐるぐる考えてしまった。
しげしげ、悪くないけど…ね…
でも茂様は自分の全部を相手に投げる分、相手の全部を受け止める器量も今作では備わっていた。私の心が救われた瞬間である。
さて、全体的に今作は詰めが甘いしげしげ。
喜助さんから物件の話聞いた時とか、ちょーっと待て待て甘ちゃんお坊ちゃんすぎないか???と、私が玄一郎と戦いたくなった。
全体的に、私、すごい玄一郎と戦いたかった…夢が出来て嬉しくて舞い上がっていたのは分かるんだけどね…!もっと魑魅魍魎蔓延る疑心暗鬼の世界だから。宮ノ杜って。※穿った見方
後今作のしげしげ。
捨てられたと思ってからの諦めの早さ。
前作…前作自分の足で迎えに来てくれた…し、茂様…私めっちゃ見つけてもらいたくて…静子様のとこで待ってるんだけど…
もう、フンッ!て走って次の電柱の陰でチラッチラッって振り返るくらい素直に追い掛けてほしい見つけてほしい感全面に出してるんだけどぉ…
私が茂様のこと捨てるなんて万に一つもないわけで、もっと茂様には自惚れていて欲しいものだと、宮ノ杜の屋敷の二階、茂様の部屋の中心で、愛を叫び続けようと思うのです。
【感想】華ヤカ哉、我ガ一族 キネマモザイク弐年目もーど☆勇√
※多大なネタバレを含みます。また、プレイ済みでないと伝わらない感想だと思いますので、ご了承ください。
↑シュウクリィムはお気に召さないようです。
※書いてるうちにめっちゃ辛口になってしまいました。すいません。勇様専属使用人の方はご気分を害されるかもしれないので、読む場合は心してください。※
勇ってシュウクリィム関連のアイコンしかないんか???????
今作では、前作より輪をかけて、人の気持ちがわからない問題児へと成長を遂げた33歳。
まさかあれより上があるとは思いませんでした。
5歳の時よりトキさんに叱られてんじゃねぇか???
初っ端からやらかしてくれます。
専属使用人調査用紙を人気投票のようなものだと思い、一位でなくては気が済まないと片っ端から直筆サインを書き込む始末。ありがたくねぇ〜(小声)
花電車は金で貸切にしちゃうし(乗るの待ってた人カワイソス)
主人公の大事な髪留めはぶち切るし
私、こんな人の専属使用人になりたくな…ふごごごご
悪意がないから余計にダメだと思う。勇自身が弱きものを虐げているよ…と思うこと多数。
私、前作はまだ主人公に甘かったし、指摘したら素直に反省してきちんと活かしていたから良いものの、キネモザの空気の読めなさっぷり、前作より輪をかけて勇の抱いてきた目標を勇が体現していないように感ぜられてしまうところにはちょっと辟易しました。
悪い意味でバカ成分炸裂したかな?と
あれですね、他ルートでは面白い。
黄昏ポウラスタにて、進と主人公がくっついた時、兄弟で誰より早く結婚するんだから女好きだー!って博が茶化して、「…堕ちたな」とか、リア充24歳に言う素人童貞33歳ブッフォwwwwwwwって面白かったんですけど………ごめんなさいー!
まぁでもなんとなく面白かったですよ!
「お前と俺が出会った日だ…」とか言って4月1日に式を強行する勇様。いやお前その日ゴミって言っとったやんけ。なんならその数日後自害しろとまで言われたぞ。おい、覚えてないてワレどう言う了見やっちゅうねん。
…その都合のいい記憶力とか活かして、これからも勇様専属使用人を増やして、強き帝國ってやつ、作っちゃいなYOU!
私は偶に旅行に行く程度に留めます。まぁ面白いので偶には、ね。
【感想】華ヤカ哉、我ガ一族 キネマモザイク弐年目もーど☆正√
※多大なネタバレを含みます。また、プレイ済みでないと伝わらない感想だと思いますので、ご了承ください。
前作よりも増す使用人としての安心感。
お互いに良き使用人、良き主人としての信頼感がなんかもう4月からある。
結構自然な流れで、お互いが望みあい専属使用人として仕えることになります。
もうね、ここまでの流れとこの後の流れ。
流れる水のように自然〜!!!!!!!!!
今回の花火、まさか茂様が一枚噛むとは。
しげしげ、楽しませてるようで自分が楽しむお金の使い方をする辺り、本当に大好きだ〜!!!!!!
…正様ルートの感想ですね、すいません。
花火の前に主人公の縁談問題が生じるのですが、好きと自覚しながら宮ノ杜家の者として、けじめをつけてはるの実家に「次の縁談ははるに知らせる前に受ける返事を出しておけ」という正様。
まぁ、良識ある35歳 大人の対応ですよね。
お互いに惹かれあいながらも、専属使用人は一生お仕えしなければならない存在ではありながら縁談までの間の専属使用人という互いの了承が、こう、知らず知らずのうちにお互いを不安にさせたり、寂しくさせたり、焦らせたり…
すごい、頭では、わかる…(デジャヴ)
今回はメインテーマとして、
①千円を使い父親を楽しませた者が当主(該当者無しの場合守が当主)
②と見せかけて、父親が加山首相と鉄道会社を高く売るために戦っている。父が加山首相暗殺したら、その罪が新当主に降りかかることになっているので、それを兄弟全員で止める
っていう二つの流れで、そもそも当主に興味ない兄弟が多い中で②が重要になってくるんですよね。
んで守様がなぜ屋敷に来たのか、とか、新しい使用人秀男について、とか…そういうのが②に絡んで来て、本筋はそこでしょうか。
正様が初周でよかったなぁと思ったのは、オチの「競わせるために産ませた兄弟、競わせるために配った千円」を、「兄弟が協力しあい、お金を寄せ集めてみんなの力で解決する」っていう、狙いと真逆なのにうまくいっちゃったところが、辛いこともたくさんあったみんなが、1人でなくみんなで玄一郎を、宮ノ杜を、乗り越えられてよかったねと思えたのです。
ここは流石に正推しでなくても泣けた。
そして、正ルートではみんなが正に協力するのも、「正だけ、人生でしたいことを一度もしていない」ということを想っての兄弟の協力。
たしかに、生まれてこのかた正様が一番宮ノ杜レールに則って生きてるんですよね。
まぁ、だから最も自分の気持ちを押し殺すんですけど。
てか他の人たちがやりたい放題やりすぎという節も否めない。
ここで「当主の椅子を捨てて、新銀行を九十九院と発足する」という決断をする正様。
なんか、当主の椅子を捨てるとか、サナ枝様のこととか、全部二年目じゃないと正様は片付かなかったね…って
まぁ、無印然り、最後まで演技の力がないと報われない2人なのでした。ちゃんちゃん。
【感想】華ヤカ哉、我ガ一族 幻燈ノスタルジィ☆総評
なんか後日談もーどのレビューを先に書いてしまったから総評っぽくないんですが…
まだ黄昏ポウラスタをプレイ中の身なのですが、幻燈ノスタルジィのボリューム半端ねぇな!!!!!
キネモザと黄昏ポウラスタの長さを侮っていた…黄昏ポウラスタ2週間くらいとかいうからキネモザ終わったら8割終わりみたいなもんだと思ったんだよ…黄昏ポウラスタだけでゲームになってるだけあって体感ボリューム変わらねぇ…
あと黄昏ポウラスタの総評についてはクリア後にこの記事に書き足して行こうかなーと。
キネマモザイクは改悪とか言われてるみたいですが、まぁ改良では無いのかなと…
ただ、FDの概念を覆しているというか、こんなifストーリーもifストーリーで楽しめるFDってのは本当に面白いなと思いました!
人によりけりですが、無印が好き!キネモザが好き!ってちゃんと分かれられるシナリオじゃないでしょうか。
もーどで分かれてるFDなんて凄いなぁ…!
また、全体的にキネモザは、FDらしく「兄弟のわちゃわちゃコメディ」と「無印からのネタ引用」を楽しめる作品になっていたなーと思います。そこが楽しめないと逆にキツイかも。
黄昏ポウラスタの追憶もーどではエピソード0みたいな感じで、こういう楽しみ方も〜!って感じでした。
反して画廊の後日談は5年後っていう結構な未来なのも素敵に楽しめましたね。
幻燈ノスタルジィは個人的に、ちびキャラの服や髪型まで変わってる!とか、黄昏ポウラスタではキャラの肩に雪が積もっていってる!とか、細かな変化が嬉しかったです。
シナリオについてはそれぞれ掘り下げて行くとして、、、
☆攻略順
キネマモザイク 黄昏ポウラスタ 共に
正→勇→喜助→茂→進→博→雅→守
上から順で依頼、おばけコンプのために3周目に喜助を挟んでます。
個人的に(ごめんなさい)喜助でものすごいブースト下がるので、本命茂でブーストあげてます。
☆推し順
キネマモザイク 弐年目もーど
茂>>>>>>進=守≧雅>正>勇=博=喜助
なんとかつけた順位って感じですね。
正直、茂さん以外みんないいところあれば悪いところも…甲乙つけがたいです。
強いて言うなら最後、自己犠牲的な立ち振る舞いをした2人が上位なんだなーと思いました。
黄昏ポウラスタ 別荘もーど
今やってるよ!待ってね!!!(2019.05.10)
そんな感じで、ぼちぼち黄昏ポウラスタ進めつつキネマモザイクの感想埋めていきます〜