【感想】Black Wolves Saga Weiβ und Schwartz / Bloddy Nightmare☆ユリアン√
※多大なネタバレを含みます。また、プレイ済みでないと伝わらない感想だと思いますので、ご了承ください。
Good、Bad、Trueと三種エンドのある、真の猫種の王感を漂わせるユリアン!
Bloddy Nightmareの真攻略キャラって感じです。
個人的には三種三様のエンド、それぞれ趣あって楽しめました!
Goodの甘えん坊ユリアン、Badのありがとうユリアン、Trueのキング オブ ユリアン…
これ嫌いな人いないだろ…LastHopeの人気投票にも攻略キャラではないながらにランク入りするの納得。
まぁ、ルートとしては整い過ぎ感も否めません。
…そもそもほんとに、主人公のロベイラ種早死に設定どこいったん???
めちゃくちゃ元気に生きてるんだけどぉ…
周囲の人間からはユリアン推しだろうと予測されてたんですが…うーん、悩ましいけどオージェの方が好き…かなぁ…?
ユリユリかわいいんだけどね…ユリユリ…
まぁルート問わずユリアンは猫種ながら家族として迎え入れられますので、ちょっと面白いルート。
猫と家族の繋ぎにやるのがやはりちょうどいいのかなあ。
ユリアンは制限キャラクターで、2周目以降でないと攻略できないキャラクター。
…まぁ、あれ初周に攻略できるわけがないよね…。
共通ルートで明かされていますが、ユリアンはウェブリン王国の廃嫡された元王位継承権第1位の王子様。
現双子王子の腹違いの兄です。
とはいえ、優しいもののあんまり優秀ではないユリアンくん。メヨオジェの、ユリ母への恨み、ユリアンが純粋に優しくいられることへの憎悪…みたいな感情を一身に受け、拷問によってその精神を壊されてしまいます。
壊れっぷりに本当に感嘆しました。細谷さん…すげえや…
そんなユリアンですが、主人公といると自分を取り戻せるかもしれない、と、主人公、ザラ、ネッソと共に国外逃亡への道をとります。
ここで無事国外逃亡できるかできないか、trueは、ウェブリンを救う為に城に戻って正しくたち振る舞えるか、で結末が分岐します。
なんていうか、個人的には…主人公のどこがあんだけ壊れたユリアンを更生(?)させたのか、あんまり分からなかったんですよね…
そこがぐっと深く描き込まれていればユリアンめちゃ推せるんですけど…そもそもがちょっとやそっとではどうしようもないくらい前提の世界観が壊れちゃってるもんだから…
Trueに関しては、拷問される主人公を見て決意を固める図がひっじょ〜〜〜うに良かったんですが、、、その後拷問する側に回るユリアン…あっそこまで想像したらすごい萌えてきました。
やっぱり拷問前提のこの作品、誰かが誰かに拷問されてないと美味しくないし、ユリアンがオージェに拷問とか…ここに私のユートピアがある気がするので、是非ここんとこの描写を詳しく公式さん、お願いいたします。
(っていうかそんなアンソロとかひょっとしてあったりするの?教えてえろいひと!)