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【感想】華ヤカ哉、我ガ一族☆進√

※多大なネタバレを含みます。また、プレイ済みでないと伝わらない感想だと思いますので、ご了承ください。


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↑舞踏会で見合いさせられて、息の詰まった顔



実は当初、周囲からは進推しだろうと名高かった私。

理由を問うと、「いつも怖い人好きになるから」「怖いから」と言われ、風評被害をありありと感じたものです。

それと同時に、「怖いってなんだよ」(怖い以外のネタバレはなかった)と思いつつ、やっぱり「…推せるのかな?」という気持ちでも見ていた進様。


3周目にプレイしました。


結論的には、好きですが、愛されたくはないタイプ(白目)

なんていうか、、、二面性と言うよりは、ああいうプッツン性格なんだなーと思いました。我を忘れると言うか。殺人する人がたまに言う動機のソレ。ハジメテミタヨ。

そこはさておき本人の持つ性格は共感できるし、好きでしたが、愛されたいかというと、ああいうタイプに捕まると蜂蜜に溺れる蜂のごとく逃げられないのを肌で感じるため、できれば私は愛されたくないです。愛せますけど!



さてそんな進様ルートですが、三男、四男と一見あたりの優しい2人。(進に関しては初めて兄弟とお目見えする時、使用人をマジで無視してる底冷えする冷たさがありますが


乙女ゲーム(に限らずだけど)は、だいたい意表をついてくるため、「ツンツンほどデレる」「優しいほど怖い」が定石。

だが華ヤカは、「ツンとデレ、優しさと怖さ、冷たさのバランス」が段違いに絶妙。

進様も例に漏れず、絶妙でした。


怖さについては多く語られているのではないかなーと思いますが、私は怖いというより、「分かるな〜〜〜」という気持ちで終始進めていました。※おこがましい


誰にでも優しいはみんなに冷たい、とか、本当に今まで思って生きてきたことすぎて、、、そしてそういう人に執着が生まれた場合妄執しちゃう(大変失礼)のもとってもわかるって、おこがましいし僭越ながら勝手に共感しました。


さて、そんなこんな思いましたシナリオですが、3周目にして、

「基本的に、イベントが起こる日付は各キャラ同じ」

「1〜2月のあたり、3月にかけては要注意(主人公の怪我、シナリオの鬱度的な意味で)」

を覚悟して進めていました。

進様は記憶おぼろげですが、予想よりちょっとだいぶ早く鬱期が来たような?


ここら辺から実は記憶がおぼろげ。(ゲーム開いて思い出しながらレビューしろや)←と思ったらいつまでも進まなかったのでおぼろげでレビューします


専属になり、舞踏会にて主人公を撃とうとし、「俺友達じゃなかったもん!」つった三治さんにプッツン。

三治さんを4発パン🍞し、現場は惨事に。(うまくない


その後、気絶した主人公を姫抱きで持ち帰り部屋で看病するって言ってなんか部屋で看病されて…?

このあと、進様が主人公すら拒否する完全に鬱期(俗にアンドロイド化って言われてますね。)になったのが何故だかが思い出せない…

覚えているのは、専属!つったり専属取りやめ!つったり(千富さんにも恋人の別れる別れないじゃないんだから気軽にすんなよって怒られてた気が)鍵がなくなるからパラ上げよと思った。まあ選択肢でぐっど行けるけども。

これより前に起こる玄一郎様専属使用人審査では、「思ったよりふつー」つって落とされる唯一の攻略キャラだし。(雅は奪ってくからね)。進様といると普通になるらしい。


全体的に事件に対する宮ノ杜家内でのストーリーは薄めなんですよね。

そもそも、暗殺者の駒である三治さんを唯一の友としてる人ですし、兄弟の中では一番関係が暗殺者に近いので、そっちからアプローチしていく。

あと本人の性格の為もあり「宮ノ杜進〜自己安定の旅〜」ってシナリオ。の割にははるちゃん言うこと聞きまくるって訳ではなかった気がするけど、それもそうか。だってこの人、超わがままだもんね。


このルート、1月にも見合いを組まれるのですが、相手が三治さん。しかも断ったら村の畑取り上げられる。

それを知りモヤモヤする進ロイド。

進「見合うな」

は「家族が死にます!」

進「死ねばいい」


進「行くな(顔合わせの場所まで追いかけてとっつかまれます)」


などと、「好きだから行くな」って言えばいいのにそうやってアンドロイドなまま言うから〜!!!を連発。自分の気持ちに気付いてないんですけどね。進様は。


「俺は他人に興味がない」「自分さえ良ければ良いんだ」みたいなことを言いますが、この人って根本的にとても優しいんじゃないかと私は思います。

だって、今までプッツンした理由は全部、自分の為じゃなくて大事な人の為だから。

個人的に、玄一郎グサーッの時は自分の存在価値を嘆いた訳ではなく、お母さんを貶されたと思ったからじゃないの?って。

そんで今回は、主人公が撃たれそうになったから。

ということに気付き、主人公が好きだと自覚。なんか電車で鍵をポッケに入れられた。やったこれでパラ上げできる。←


で、こんな自分が主人公に気持ちを伝える訳は〜みたいにうだりつつも最後チュッチュしてましたね。ハイ。確かそういうシナリオでした。

あとこのルートでは三治さんとたえちゃんがくっつきます。

三治さんと進様の友情と、三治&たえのカップルの様子…絡む人間関係が多い。


一定距離以上人を近付けないけど、懐に入っちゃえばめちゃんこ優しくズブズブのズブに甘いタイプ、昔大好きだったんですけどね。多分歳です。

あと、絡む人間関係が多い分わちゃわちゃ仲良くて、割と進はるの関係はクローズドでなかった気が。私閉鎖的な関係が好きなんですよね。(???)


そして、分かるなーとかおこがましいこと言いましたが、私はプッツンするほどの懐に入った人が2次元に1人しかいません。それ以外現世に執着は無い。

…母親と恋人がそこに入って2人いる進様 超優しいと思うよ。うん。