【感想】華ヤカ哉、我ガ一族☆茂√

※多大なネタバレを含みます。また、プレイ済みでないと伝わらない感想だと思いますので、ご了承ください。

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↑見合い相手に刃物を向けられて、女の子が持つようなものじゃないだろう！って、論点が比較的優しい諭し方をしてる顔

本命っぽくて地味に最後までとっておいた茂様ルート。わたしはショートケーキのイチゴは最後に食べる派です。

他ルートでは飄々とムードメーカーでおちゃらけているのですが（もちろんこっちも大好き）、本心色々考えてこんがらかってるんじゃないかなーと思ったら色々と予想が当たりました。

いい意味で期待通り、いい意味で期待を裏切り、想像を超えてきたので、あとはわたくしぽたく、時に泣き、時に笑い、全力で一緒に過ごしました。

心の中でははるちゃんよりマフラー編んだよ！！！

「他人のこととなるがよく見えているが、自分のこととなるとよくわからない」

喜助さんが茂様には嘘つけない、茂様のことはわからないけど、それは茂様が茂様をよく分かってないからだ、って台詞があるのですが、そういう人っていいなとしみじみ思いました。

人間って知らず知らず社会生活を送るうち、言葉に囚われて概念に囚われていくと思うんですよね。

「真面目」とか、「明るい」とか。それで自分を、他人を、分類して理解した気になるというか。

でも本当は形なんてなくて、感覚が先で言葉が後のはずで。

同じ言葉だからって、他人と同じ感覚とは限らないじゃないですか。

自分を裏表とか何かに囚われることなく生きてきたのかなあと感ぜられるところが最高に柔らかく、優しく、好きだなと思ったのです。…他人は分類するんですけどね。

だいたいこういうことを言うと、「めんどくせえ」つって嫌われます。ありがとうございます。ごめんなさい。

まぁ、概ねはそんなところで。

他の徘徊してみたブログさんでは結構酷評されてたりするんですが、私は大好きでしたね〜

思わず寄り添いたくなるハラハラ感と、真綿で覆いたくなる愛らしさ、恋のトキメキドキドキと、なんだか頼れると言うか信頼できるこの安心感！！！！！完璧か！！！！！

シナリオでは、

誕生日には誕生日プレゼントを投げ捨てられ、でも次の日にかっこ悪いよなぁって言いながら探してくれて、なんでかザギンに共に行き、自分でしたことだから謝らないけど、プレゼント受け取ったよとか言われて、、、そのまま旅に出た先が主人公の実家。心配だけど信頼してるし取り敢えず愛おしいな！？！？！？まぁ多分社会的には静子さんに連絡はちゃんとしなきゃいけないな。うん。

まぁ、落ち着いたらね。（）

それからの怒涛の玄一郎（もとい、げんちゃん）からの試練、舞踏会に、入院の日々…そういや博覧会とかもあったわ！！！あれ楽しかった！なんだかんだ降参してくれるし、その時の降参っぷりが非常に萌えた！！！絵葉書とか切手とか渡しに行ってよかった！！！えへへ！！！

退院して落ち着いて、年越しとかは本当に、「ここにむず痒胸キュンの玉手箱が？？？」と言う感じで大いに楽しかった。

付き合う前の、でも好きな距離のドキドキ感。告白のわちゃわちゃと、質問タイムという萌えポイント！！！

みんなに内緒で付き合うの、本当に楽しくて。あの思い出で生きていけるもんねもう。

色々あったけど指輪くれて、もう涙ぼろぼろです。誰にも知られずに実家に帰らなきゃいけないけど、そんなこと言われて、大事な静子さんの結婚指輪くれて、約束の指輪つけるううううううって叫びました。自分キモ。

こんなヲタクになってはいけない。

そんなこんなしてて、屋敷に当主だからって閉じ込められた茂さんを見て本当に、こんなに美しいこと、ある？？？って。

確かにね、しげしげ。（突然のキモいあだ名陳謝します）何も自分の力では、解決してない。つーか悪い方に行ってる。

兄弟が基本、なんかうまいようにいいことしてくれたらしいっていう、モヤモヤ感はある。（茂はヒッキーなのでここら辺詳細は分かりません。茂様が幸せならそれでいい。長兄、次兄、後おそらく雅、ありがとう。博のビンタもありがとう。）

確かにここら辺、シナリオもやっとする人はするだろうし、全体的に性格が「男らしく！俺を頼れ！」ってタイプじゃないので、あまり好まないプレイヤーの方も多いのかなあと。面倒見て欲しいタイプの人は多分向かないのかなぁ。

それでも、できる限りのけじめをつけて最後にお父さんのところに行き、宮ノ杜を置いて。